稲上耳鼻咽喉科・気管食道科|津市河芸町東千里の耳鼻咽喉科

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春に注意!「かくれ脱水」を防ぐ正しい水分補給(「健康カプセル!ゲンキの時間」から)

脱水は夏だけの問題ではありません。春は気候が良く喉の渇きを感じにくいため、水分補給を怠りがちです。しかし、汗をかいていなくても「不感蒸泄」(皮膚や呼吸から自覚なく失われる水分)により、体内の水分は知らないうちに失われています。これが「春のかくれ脱水」です。

水の重要な役割

水は単に喉の渇きを潤すだけでなく、次のような生命維持に欠かせない働きを担っています。

  • 栄養素・酸素の運搬
  • 老廃物の排出
  • 発汗による体温調節

脱水が起こると

体内の水分と塩分が不足すると血液がドロドロになり、全身への酸素や栄養の供給が低下します。その結果、倦怠感、めまい、足がつるなどの症状が現れます。

脱水セルフチェック

次の項目に当てはまる場合は注意が必要です。

  • 口・唇・舌が乾く
  • 尿量が極端に少ない、または出ていない
  • 冷えていないのに手足の先が冷たい
  • 手の甲をつまんで3秒以上戻らない

睡眠中も水分は失われる

睡眠中、人は汗や不感蒸泄によって一晩で約500ml~1ℓの水分を失います。そのため、起床時にコップ1杯の水を飲むことが勧められます。

1日の水分バランス(目安)

内容 水分量
不感蒸泄・汗 約900ml
尿 約1,500ml
便 約100ml
排出合計 約2,500ml
代謝水 約300ml
食事から 約1,000ml
飲み物で補う量 約1,200ml

正しい水分補給のポイント

  • 年齢とともに喉の渇きを感じにくくなる
  • 一気飲みは、吸収されず尿として排出されやすい
  • 腸で一度に吸収できる量は200~250ml程度

おすすめ:「コップ1杯・8回法」

1日を通して、以下のタイミングでこまめに飲みましょう。
①起床時 ②朝食時 ③午前10時頃 ④昼食時⑤午後3時頃 ⑥夕食時 ⑦入浴前後 ⑧就寝前

※コーヒーなども水分としてカウント可能。
※常温~ぬるめの水を、5分ほどかけてゆっくり飲むと尿意を催しにくくなります。