稲上耳鼻咽喉科・気管食道科|津市河芸町東千里の耳鼻咽喉科

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水泳について

私は最近休みの日や、時間がある時にプールに行くことがあるのですが、調べてみると水泳にはたくさんの健康効果がある事がわかったので、ここでご紹介したいと思います。

水泳は、有酸素運動に分類され、体内の脂肪や糖をエネルギーとして利用します。有酸素運動の中でも特に運動強度が高く、継続して行うことで体脂肪の燃焼効果・内臓脂肪の減少や呼吸循環系の機能向上の効果が期待できます。全身をバランスよく動かすことができるので、ダイエットにもおすすめです。

水泳は実は身体面だけでなく、精神面や健康面にもプラスの影響を与えてくれます。水泳をすることでストレスの解消にもつながるそうです。水泳でストレス解消できる理由は、泳ぐことで脳内からセロトニンという物質が分泌されるからです。セロトニンとは別名『幸せホルモン』と言われており、脳内から分泌されることで、精神を安定させてくれる役割があります。このセロトニンを、泳ぐことで増やすことができるから水泳はストレス解消に効果があるのだそうです。

水中運動のメリット
プールなどで行う水中運動では、運動中に水の影響を受けるそうです。水には4つの特性があり、それによって陸上とは違う効果を得ることができるので、水の効果について確認してみます。

1.水温による消費カロリーアップ
空気よりも熱伝導率が高い水中では、体温を維持するために代謝が活発になります。体温よりも低い温度に設定されているプールでは、体温を上げるためにエネルギーが必要です。そのため、陸上の運動と比べて消費カロリーが多くなります。

2.水圧による血流促進
水圧がかかることで末梢部が圧迫され、全身の血液循環がよくなります。血流量や心拍の変化により、呼吸・循環器系の強化へと繋がります。

3.浮力による体への負担軽減
水中では、普段の6~10分の1の体重負荷で運動を行うことができ、関節への加重負担を軽減することが可能です。そのため、関節に痛みがある人や体重が重すぎる人などにとって、体にかかる負担を減らせる点はメリットと言えると思います。

4.抵抗の強さによる筋トレ効果
陸上よりも抵抗が強い水の中では、簡単な動きで筋力トレーニングの効果を得ることができます。

消費カロリーについて
泳げる場合はクロールや平泳ぎなどがおすすめです。消費カロリーのみで考えれば、バタフライがもっとも多くカロリーを消費するそうです。泳げない場合は、水中ウォーキングやアクアビクスもオススメです。1時間あたりの消費カロリーで比較してみると水中ウォーキング約300キロカロリー、ウォーキング約150キロカロリー、身長や体重差、運動強度によって変わりますが、陸上運動と比べて水泳は約2倍の数値になるそうです。

私は泳ぎが得意ではないですが、健康のため、運動のためにもこれからも継続していきたいと思います。