稲上耳鼻咽喉科・気管食道科|津市河芸町東千里の耳鼻咽喉科

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2020年11月

2020年11月最近すごく寒くなってきましたね。こんな寒い日は暖かいお鍋が美味しく感じる季節がやってきました。そこで今回はお鍋についてお話していきます。寒い時期にワイワイ囲む鍋料理は、美味しいだけでなく席を囲む人との距離感を縮めてくれます。今はおうち時間も増え、家で食事をする機会も多くなったのではないでしょうか。家族や友人、親族と大切な人が集まる場面にぴったりの料理ですが、いつの時代から日本の文化に根付いたのか知らない人も多いのではないでしょうか。そこで、鍋料理の豆知識を調べてみました。

鍋料理の歴史と文化
鍋料理を作る文化は、江戸時代後期から始まったと言われています。囲炉裏でご飯の準備をしていた頃には大鍋を使いましたが、食卓にそのまま運べる小鍋が使われ始めて、現在に伝わる形となったそうです。江戸文化の中で、おでんや湯豆腐、あんこう鍋などを提供する料理屋が増えていきます。明治時代の文明開化では、牛鍋がブームとなりました。それから現代にいたるまで具材やだし汁のバリエーションが増えていき、冬の風物詩として定着しています。地域独自の鍋物まで含めると数えきれないくらいのバリエーションがあって、たくさんの人が集まる場における定番メニューになりました。

鍋料理にまつわる言葉と比喩表現

家族や友人が集まって皆で食べるものだからこそ、人間関係が試されるものです。雑学として知っておきたい、鍋特有の単語について調べてみました。

【鍋奉行】
具材の切り方や煮えているかの判断、食べる順番などを仕切る人を揶揄する言葉です。時代劇に出てくる奉行をもとにした呼び名で、皮肉がかったニュアンスにとられる事が多いとされます。

【鍋将軍】
鍋奉行よりももっと上の立場から厳格に場を仕切る存在です。自分のやり方には絶対的な自信があって、他の人の言葉に聞く耳を持たない傾向があります。家族だけで楽しむ鍋料理ならまだしも、知人・友人が集まる場面では自分の主張を抑える配慮も必要なのかなと感じます。

最後におすすめの鍋レシピをご紹介します。

豚肉と白菜のあっさりねぎ塩鍋

白菜のシャキシャキとした食感と、レモンの風味が食欲をそそる、人気のあっさり鍋レシピです。作り方はシンプルで簡単です。忙しかった日におすすめのあっさり鍋レシピですね。作り方は和風のスープの中に白菜と豚バラ肉を敷き詰めて黒胡椒をかけます。大根をのせてとろみをつけた塩だれをかけたら火を通しましょう。最後にレモンの輪切りを添えると、簡単に絶品あっさり鍋ができ上がりです。