稲上耳鼻咽喉科・気管食道科|津市河芸町東千里の耳鼻咽喉科

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朝ごはん

朝ごはんには睡眠中に低下した体温を上昇させて、1日の始まりに脳や身体機能をウォーミングアップさせる効果があります。朝ごはんを抜くと、朝起きた時のエネルギー代謝が低い状態が午前中いっぱい続くことになります。これでは、仕事の能率も勉強の集中力も上がりません。
朝ごはんに炭水化物とたんぱく質などを摂取することで、体は体温を上げようとしたり、体内のリズムを整えたりしてくれます。これによって、勉強や仕事の効率が大きくUPします。
また、しっかりと朝ごはんを食べることで、胃腸が動き出すようになり、スムーズな便意を促します。朝ごはんは体にとって一日のはじまりを知らせてくれる目覚まし時計のような役割を持っていると言えます。

▽バランスの良い朝食のポイント
1.「炭水化物」
・ごはん ・パン ・シリアル ・いも類 など
脳はでんぷんや砂糖が分解されてできるブドウ糖を消費して活動しています。集中力アップのためにも、大切なエネルギー源のひとつです。
2.「たんぱく質」
・肉 ・魚 ・乳製品 ・納豆 ・卵 など
たんぱく質は筋肉や臓器を作る栄養素のひとつで、体内時計をリセットする働きもあります。
3.「ビタミン、ミネラル類」
・野菜類 ・海藻類 ・果物 など
体に活力をつけるため、脳がブドウ糖を消費するときに欠かせないものです。
例えば、
・ごはん、味噌汁、焼き魚、ヨーグルト
・パン、ゆで卵、サラダ、牛乳

炭水化物、たんぱく質、ビタミン・ミネラル類を組み合わせるとしっかりとした朝ごはんになりますね。朝に食欲がない日は、お粥やスープ、スムージーなど液体状のものであれば食欲がなくても食べやすくなります。
わたしは朝ごはんにゆで卵、ヨーグルトを食べることが多いのですが、炭水化物とビタミン、ミネラルが摂れていないんだなと思いました。これに加えて、炭水化物であるごはんやパン、ヨーグルトに果物を入れてみたり、スープを加えたりと意識するようになりました。やはりごはんやパンなどの主食を食べることで満腹感があり、お昼ごはんまでの空腹時間が長くなった気がします。
休日にはおにぎり、卵焼き、サラダ、味噌汁を作ってワンプレートにしてみたり、ワンプレートにすると彩りが良くなるのと、洗い物が少なくなります!
これから暑くなると食欲がなくなってしまい、朝ごはんを食べたくない日があるかもしれません。冷やし茶漬けや冷やしトマトスープなどさっぱりした朝ごはんだと食べやすくなりそうですね。
夏バテにならないためにも朝ごはんをしっかり食べましょう!